「有田風鈴コンテスト」が19日、JR有田駅前の有田一番館で始まった。文様や形に趣向を凝らした約60点が投票で人気を競う。8月30日まで。
有田焼作家や老舗窯元、趣味の陶芸家らが自慢の逸品を並べた。伝統的な文様を描いたものやフクロウの形、3段重ねなど多彩な作品が風にそよぎ、澄んだ音を響かせている。
列車の待ち時間に投票した福岡県大川市の看護師(45)は「図柄も音も一つ一つ違い、選ぶのが楽しかった」と話した。
コンテストは有田一番館を運営する町おこしグループ「有田の愉快な仲間達」(吉岡千惠子代表)が企画し、6回目。投票者の中から抽選で20人に、窯元の作品や有田名物のお菓子などを贈る。