厳しい暑さが続く中、川越市の川越氷川神社では、願いを乗せた美しい音色が、境内を涼やかに響き渡ります。
「縁むすびの神様」として知られている川越氷川神社は、1500年以上の歴史があります。
「縁むすび風鈴」は2014年から始まり、この時期、職人が一つ一つ手作りした1500個ほどの江戸風鈴を飾ります。
日本に古くから伝わる「風が人の思いを運ぶ」に由来し、風鈴には願いを書いた短冊を絵馬のようにつるし、涼やかな音色と共に人々の願いを運びます。
ことしは、風を「音」で楽しむ風鈴と共に、目で風の「動き」を楽しむかざぐるまも参道に飾られています。
県内外だけではなく、海外からも多くの観光客が訪れ、写真を撮るなどして楽しんでいました。
また、午後6時半から8時にはライトアップも行われ、夜ならではの幻想的な回廊を歩くこともできます。
川越氷川神社の「縁むすび風鈴」は、9月3日まで開かれています。