県立高校の定時制に通う生徒たちが、地元特産の和紙から作った納涼道具で、秋の夜風を楽しむ催しが、小川町で開かれました。
催しが開かれたのは県立小川高校定時制で、地元小川町の魅力を再認識しながら、物づくりを行う課程で、達成感も味わって欲しいという思いから行われた取り組みです。
催しは学校の文化祭「葦火祭」の一環として行われ、12日は、1年生から4年生までのおよそ60人の生徒が、和紙の短冊に絵付けなどをして制作した風鈴を竹製のアーチに飾り付けていきました。
短冊などの和紙は、生徒らが事前に町内の体験学習センターですいたものが使われているということです。
風鈴のモニュメントを完成させた生徒たちは、自分ですいた和紙で作ったうちわを手に、秋の夜風が奏でる音色を楽しんでいました。