奈良県橿原市小房町のおふさ観音で、夏の風物詩「風鈴まつり」が開かれ、約3千個の風鈴が涼やかな音色を響かせている。9月30日まで。
風鈴まつりは、たくさんの風鈴の音色で厄払いをして心身を癒やしてもらおうと、2003年から始まった。境内には、ガラス製の江戸風鈴や青銅製の小田原風鈴など日本各地の風鈴がずらり。参拝者が、風に揺れて「チリン、チリン」と涼しげに響く音色を楽しんでいる。
密門裕範住職は「風鈴の音を聞いて夏を楽しんでほしい」と話している。
風鈴まつりは午前9時~午後5時。入場無料。7月17、18日は夕方から午後9時まで、風鈴をランタンで照らしてライトアップする「夜まつり」を実施する。