川崎大師平間寺境内で20日から24日まで「第21回川崎大師風鈴市」が行われ、約30万の人が訪れた。
会場には美濃焼や備前焼、動物や名産の果物の形をしたもの、色とりどりのガラスで作られた涼しげなデザインなど、全国47都道府県の風鈴900種類3万個がそろい、夏の音色を奏でた。今年新色が増えた川崎大師オリジナルの厄除だるま風鈴も人気を集め、特別出品された金とプラチナの風鈴の展示ブースには、人だかりができていた。
期間中は、古くなった風鈴を納める「納め風鈴法楽」も行われた。
毎年訪れるという区内在住の池松知憲さん(30歳)は「色が格好良かったので、銀色の厄除だるま風鈴を購入しました。毎年風鈴市に来ると、夏が始まったなと感じます」と話していた。