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夕刊読売新聞

メディア紹介

「キッズ通信」で風鈴絵付け思い思いにというタイトルで紹介されました。



風鈴絵付け 思い思いに
「花火」「富士山」都内で体験会
夏の猛暑の中、暑さを和らげ気持ちをリラックスさせてくれる風鈴。まだ絵付けされていない風鈴に絵を描いてオリジナルの風鈴を作ろうという催しが、6月に東京都内で開かれました。
参加者は親子連れを含む約20人。絵付け作業について説明したのは、風鈴演奏家の日向真さん=写真=です。京都市内にある風鈴ハウス「風処」を拠点に活動し、歌手のユンイさんと一緒に日本各地でコンサートをしています。
風鈴は手作りの江戸風鈴。口がギザギザしているのは、独特の音色を出すための工夫だそうです。「音を分析したら一度にたくさんの音が出ることがわかりました。魔法の音とも呼ばれています」と日向さん。
参加者は風鈴の内側から油性ペンで絵や模様を描いていきます。夏らしい花火やスイカ、富士山など思い思い作業に取り組みます。暗闇で美しく光るように夜行塗料も塗り、好きな言葉を書いた短冊を一つつけて、オリジナル風鈴を完成させました。
その後、日向さんの笛の演奏に合わせて、ユンイさんと共に風鈴を上下左右に揺らして鳴らしました。それぞれの音色が合わさって、とても幻想的な響きになりました。
日向さんは中学2年から作曲を始め、独学で風鈴の演奏を学びました。演奏活動は11年目。拠点の風鈴ハウスには、500個以上の風鈴があるそうです。
会場には、ガラスだけではなく、石、鉄、貝殻など様々な材料の風鈴がありました。形や音が全く違い、石も鉄のようなキンキンしたきれいな音が出ました。
「日本には虫の声を聴き、わびさびを感じる文化があります。あやふやな感じのする風鈴の音は、日本人が好きな響き。多くの人に伝えられるように演奏していきたい」と日向さんは話していました。涼しさを感じさせ、心を落ち着かせる音の良さを改めて感じました。

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