八戸市のJR八戸線陸奥湊駅自由通路に22日、夏の風物詩「イカ風鈴」がお目見えし、涼しげな音とともにほのかに潮の香りを漂わせている。
イカ風鈴は、かつてハマの各所で見られたイカを生干ししている風景に着想を得たJRの職員が考案、今年で11年目を迎えた。54枚のスルメに南部鉄器の鈴をぶら下げ、それぞれに「ようこそ陸奥湊駅へ」、「八戸のイカ食ってけろ」などのPRコメントが記された短冊を付けた。
自由通路が通学路という河村隆之介さん(湊中学校1年)は「毎年イカ風鈴を見ると、夏が来たって感じがします。いい音で心が癒やされる」と話していた。
イカ風鈴は8月22日まで飾っている。