大師地区に夏の音色を響かせる「第22回川崎大師風鈴市」が、川崎大師平間寺で19日から23日まで行われた。市内外から約30万人が訪れ、家族連れなどで賑わった。主催は川崎大師観光協会。
全国各地から集まった900種3万個の風鈴が特設ブースで販売。新色のオレンジが登場した川崎大師オリジナルの厄除だるま風鈴をはじめ、ガラスや伊万里焼、竹などを使った様々な風鈴がずらりと並び、涼やかな音色を奏でた。訪れた人は多種多様な風鈴の音色を聞き比べて購入したり、写真に収めたりして涼を感じていた。
小田原市から訪れた山崎和昭さん(60代)は、「川崎大師には厄除けでよく訪れるが、風鈴市は初めて来た。夏祭りのような音楽が流れ、涼しいミストのある中で風鈴の音色が聞くことができて夏を感じられた」と話した。