奥州市南部鉄器まつり実行委員会(及川勝比古会長)は8日、同市水沢区のJR水沢駅と東北新幹線水沢江刺駅に南部風鈴を飾り付けた。水沢地方伝統の風鈴が初夏の風に揺れ、涼しげな音色で乗降客を迎えている。
両駅で計2千個を設置。水沢駅のホームでは、同実行委のメンバーら約20人が天井に1500個を取り付けた。風鈴の形は魚や貝、果物、鳥などさまざまで、爽やかな音色だけでなく目でも楽しめる。
南部鉄器まつりは10月8、9の両日、同区羽田町の鋳物技術交流センターで開かれる。
【写真=涼しげな音色を響かせる水沢駅ホームの南部風鈴】