徳島市勝占町の南部中学校のボランティア委員会が15日、勝占中部公民館など8カ所に手作りの風鈴を贈った。
風鈴は同町の徳島ガラススタジオの協力で制作。青や黄で色付けし、「少しでも外の風入れ 心も豊かに節電対策」といった標語を記した啓発短冊を取り付けた。
同公民館では委員長の戸田花音さん(14)=3年=ら2、3年生12人が、毎月の電気や水道の使用量をグラフにして抑制に取り組んでいることを紹介。「環境にやさしい町になるよう、各家庭で小さなことから取り組んでもえたらうれしい」と、稲生正徳館長に手渡した。
このほか校区内の郵便局や交番などにも配った。風鈴は同校のエコ活動を広く知ってもらい、環境への関心を高めようと初めて作った。
【写真説明】稲生館長(左)に手作りの風鈴を手渡す南部中生=徳島市勝占町中原