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列車に響く「涼」の音 風鈴電車、能勢電が運行(兵庫)

 「チリーン、チリン」-。兵庫県の川西市と猪名川町などを結ぶ能勢電鉄が乗客に「涼」を楽しんでもらおうと、風鈴電車を走らせている。ぶら下がった短冊には乗客らが詠んだ夏の句を記し、存分に季節感を演出している。
 風鈴電車は4車両中の2車両。天井にはアサガオやヒマワリの装飾が施されている。4年前の夏、東日本大震災後の節電で車内の設定温度を上げた際、耳や目で涼んでもらうと始めた。
 乗客や川西市内の二つの小学校に俳句を募ったところ、幅広い年代から約250句が集まり、全てを短冊に書き込んだ。「まだ鳴くな つくつくぼうし 夏の夕」など8句は優秀作品として車両の外側にも展示している。
 同電車の運行は9月上旬まで。運行時間は同電鉄のホームページか平野駅TEL072・793・0270まで。

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