有田町の県立九州陶磁文化館は、夏休みの家族向けに、オリジナルの風鈴作りや焼き物クイズなど多彩なイベントを開いている。同館は「親子で夏休みの思い出をつくって」と来場を呼び掛けている。30日まで。
風鈴作りは、有田焼の風鈴(1個500円)に、同館が用意した色鉛筆などで参加者が好きな絵柄を描く。窯で焼く必要がないため、完成後はそのまま持ち帰ることができる。カブトムシやトンボなどを描いた松下唯斗君(有田中部小3年)は「難しいところもあったけど、上手にできた」と笑顔で話した。
このほか、焼き物の歴史などのクイズや、館内に置いた同館キャラクターを探すゲームもあり、正解者には絵はがきやシールなどのグッズをプレゼントする。
23日には、粘土を使ったマグネット作りを午前11時と午後2時の2回開く。各回親子10組を募集している。参加料は1人300円。問い合わせは九州陶磁文化館、電話0955(43)3681。