本格的な夏の訪れを前に愛媛県松山市の商店街で風鈴の飾り付けが行われ、涼やかな夏の音色に包まれました。
松山市大街道にある松山ロープウェー商店街。恒例となっている風鈴の飾り付けは今年で20回目を数えます。
初夏の爽やかな風が吹く中、きょうは松山東雲中学・高等学校の生徒や店主らが店の軒下に約200個の風鈴を丁寧に飾っていきました。
砥部焼で作られたこの風鈴には、スイカやヒマワリなどが描かれていて、焼き物らしい優しく柔らかな音色が訪れた地元の住民や観光客らを迎えています。
また風鈴に吊るされた短冊には、高校生や一般募集で寄せられた俳句が書かれ、松山らしさを演出しています。
通りかかったおじいちゃんは「夏が来ました」と耳を澄まし、また男性が「なかなか癒されます」とか「夏先取りみたいでいいと思います」と話せば、女性も「涼しい音でいいなと思いました」と微笑んでいました。
この松山ロープウェー街の風鈴は8月いっぱいみられるということです。