本格的な夏の訪れを前に、石川県七尾市能登島では涼しげな音色を響かせるガラスの風鈴づくりが最盛期を迎えています。
七尾市の能登島にあるガラス工房では、毎年この時期、風鈴づくりが最盛期を迎えます。
8日は職人が吹き竿を使って柔らかくしたガラスに、空気を入れて膨らませて形を整えていました。
この工房で作られる風鈴は「のと風鈴」と呼ばれ、通常よりガラスを薄く縦長に伸ばして作られます。このため音がより遠くまで響くのが特徴です。
コロナ禍以降は自宅で過ごす時間を充実させようと風鈴への関心が高まっていて、インターネットでの注文が1割から2割ほど増えているということです。
風鈴づくりは8月中旬まで続きます。