風鈴や食器、アクセサリーなど全国の工芸作家の手によるガラス作品の展示販売会「風の音・夏の色~ガラス・風鈴フェア」が、伊丹市宮ノ前2の伊丹郷町クラフトショップで開かれている。
毎年この時期に、涼しげなガラス作品を集めた展示販売会を開いており、特に風鈴を目あてにクラフトショップに訪れる人が多いという。今回も、色とりどりの風鈴をはじめ、江戸切子の酒器、アジサイや金魚の形の箸置き、カブトムシ柄のペーパウェイトなど、作家約20人の個性が光る作品約200点が並び、訪れていた90代の女性は「ガラスの鮮やかな色がキレイ」とネックレスを購入していた。
市立工芸センター職員の長尾陽子さんは「風鈴の音もそれぞれ違って面白い。夏に向けて少しでも涼しさを感じてもらえたら」と話す。
8月31日まで。開館時間は午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館無料。問い合わせは伊丹市立工芸センター(072・772・5557)。