岡山県新見市の公園で伝統の和紙でつくられた短冊が風鈴に取り付けられ、涼しそうな音色を響かせています。
新見市神郷下神代の「夢すき公園 紙の館」です。140個の風鈴には、この地域伝統の手すき和紙、「神代和紙」で作った短冊が付けられています。保存会のメンバーや大学生らが制作しました。
和紙の短冊は雨風にも耐えられるよう、「こんにゃくのり」を塗って強度を高めています。
(神代和紙保存会/仲田紗らささん) 「今年は和紙を染める段階から学生やいろんな方の手を借りながら染めたので、色がカラフルに仕上がっています」
色とりどりの風鈴と短冊が風に揺れ、心地よい音を響かせるこの企画展は、8月31日まで行われています。