岩手大の学生によるまちづくりサークルNPCN(New Power Creative Network=阿部慶太代表、14人)は18日、盛岡市大通に南部鉄器の風鈴400個を飾る取り組みを始めた。さんさ踊りを盛り上げる「笑顔の街角プロジェクト」の一環で、夏のにぎわいづくりに一役買う。
同日は学生12人が脚立を使い、地上3メートルほどの高さに針金で風鈴を固定。涼しげな音色が響き、立ち止まる人の姿が見られた。
プロジェクトは5年目。風鈴設置は、盛岡駅から祭り会場までの道を音で彩ろうと新たに企画。マリオスロード地区協議会と連携し、盛岡駅前からサンビル付近まで約1・5キロの「風鈴ロード」をつくる。岩手発のクラウドファンディング「いしわり」で、約20万円の支援金を得た。
盛岡さんさ踊りは8月1~4日、同市中央通を主会場に開催される。
【写真=南部鉄器の風鈴を設置する岩手大生】