JR御坊駅と紀州鉄道の職員8人が10日、日高川町で観光研修を受け、備長炭風鈴作りなどを行った。
県と鉄道会社が連携して取り組んでいる「鉄道駅のおもてなし力UP研修会」で、県内7振興局で実施。日高振興局では日高川町についての研修で、風鈴作りは日高川交流センターでゆめ倶楽部21の協力で行った。細長い炭に穴を開け、糸を通して作製。参加者たちは真剣な表情で取り組み、それぞれオリジナルの風鈴を仕上げていった。御坊駅に勤める大石有希子さんは「備長炭の風鈴のことは知りませんでしたが、とても涼しげな音で夏にぴったりです」と笑顔。風鈴は駅内に飾る予定で「風鈴に興味が持った方がいれば、体験を紹介したいです」と話している。
風鈴作りのほか日高川漁協でアユやアマゴの養殖、加工施設の見学も行った。