栃木県佐野市の神社では、風鈴の音で涼しさを演出する催しが行われています。
佐野市の唐澤山神社では、境内や参道などに飾り付けられたおよそ700個の風鈴が涼やかな音色を響かせています。
「風鈴参道」と名付けられたこの催しは、夏の暑い時期に涼しさを感じながら参拝してもらおうと、6年前に始まりました。
飾られている風鈴は、千年を超える歴史を持つ佐野市の伝統工芸品「天明鋳物」で作られています。
鋳物でできた風鈴は、ガラスや陶器とは違う風情のある独特の音色を奏でます。
唐澤山神社 佐野由希子宮司
「佐野はすごく暑い所というイメージがあるんですけれども、山の中にこだまする風鈴の音色っていうのはすごく優しくて、涼しげにより一層感じてもらえるんじゃないかなと思っています」
この催しは来月25日まで行われます。