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「かわうそ風鈴」浅野川に涼感(金沢)

浅野川界隈(かいわい)に”季節の音”を演出しようと、金沢市の金澤東山まちづくり協議会が制作を進めていた風鈴が二十九日までに完成した。
 浅野川を舞台にした創作民話「浅野川夢譚かわうそと風鈴」をもとにしたデザインで、地元ゆかりの作家らが共同制作した。
 七月一日からひがし茶屋街などの軒下に一斉につるされ、涼しげな音色を響かせる。
 協議会では二年前から「オリジナル民話・風鈴制作事業」を進めてきた。
 今年二月、東山在住の作家山上たつひこさんが執筆した民話が完成。
 引き続き、卯辰山工芸工房の金工作家前田宏智さんが物語をもとに風鈴をデザインし、制作した。
 風鈴は白銅製で、民話に出てくるかわうその透かし模様入り。短冊の絵柄は民話の挿絵から二種類を選んだ。
 試行錯誤の繰り返しで完成した風鈴は、風に吹かれて柔らかな音色を響かせ、聞く人の耳に心地よく伝わる。
 風鈴は百七十個の限定制作で、二十九日には協議会の趣旨に賛同し、協賛した東山周辺や主計町の店舗に、桐箱に詰められた風鈴が届けられた。
 来月一日から八月末まで、各店の軒下につるされ、涼感漂う浅野川の夏を演出する。
 福嶋十一事務局長は「想像以上に素敵(すてき)な風鈴ができた。どこからか風鈴の音が聞こえる、そんな風情のある街をゆっくり歩き、堪能してほしい」と満足そうに話した。

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