列車の乗降客らに涼を感じてもらおうと、高岡市の高岡銅器協同組合と高岡仏具青年部会は十五日、JR高岡駅のホームに銅器の風鈴を設置した。
地場産業の高岡銅器のPRを兼ねたおもてなしとして一九九三年に始まった。両団体のメンバー約二十人が、風鈴約二百三十個を北陸線の上下線と城端線、氷見線の各ホームにぶら下げた。
風鈴の短冊には、地元の小学生による来春開業の北陸新幹線へのメッセージが添えられた。
レールが学校の近くを走る南条小学校の五、六年生約百三十人は、「さくらたち 新幹線を まっている」など五・七・五の俳句調でそれぞれの思いをつづった。風鈴は九月初旬ごろまで設置する。