青森県八戸市のJR八戸線陸奥湊駅で、スルメに風鈴を付けた「イカ風鈴」が涼やかな音色を奏でている。
近くにある八戸港は、全国有数のイカの水揚げ量を誇る。イカの街をPRしようと、2006年から夏の観光シーズンに合わせて、JR社員が取り付けている。今年は54個がつるされた。
スルメにはカビ防止のニスが塗られ、短冊には「八戸のイカ食ってけろ。うめど~」などのメッセージが。ほのかにスルメの香りが漂う駅舎で、JR東日本八戸地区指導センターの吉田慶男所長(56)は「残念ながら食べられませんが、八戸の夏を感じて」と話している。