本格的な夏到来を前に、涼しげな風鈴の音色を楽しんでもらおうと「ガラスの風鈴展2015」が、富山市古沢の富山ガラス工房ショップで開かれている。8月11日まで。観覧自由。
同工房所属のガラス作家と県内外の個人作家20人による手作りの風鈴約100点と、金魚鉢やビアグラス、蚊遣(かや)りなど夏関連の作品約60点を展示、販売している。
鈴木俊也さん(朝日町)の作品は、鉢の中で泳ぐ金魚をイメージした可愛い作品。また同工房スタッフの下田顕生さんは風鈴がアイスクリーム、短冊がコーンのイラストと見た目にもおいしそうに工夫した他、広瀬絵美さんは風鈴を雲、短冊を飛行機のイラストと、凝ったデザインにした。
他にも、てるてる坊主型や短冊をイラスト入りにするなど若い作家ならではの感性が光る。同工房の笹倉和子さんは「手作り風鈴の音色は十人十色。好きな音色を探しにきてください」と話している。