神奈川県開成町金井島の「あしがり郷(ごう)『瀬戸屋敷』」で14日、「風鈴まつり」が始まった。築300年の古民家の軒下や渡り廊下などに約800個の色とりどりの風鈴が並び、初夏の風を受けて涼しげな音を響かせている。
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<チャグチャグ馬コ>初夏の風物詩 鈴の音響かせ 岩手
テーマは「江戸時代とおなじ風が吹いています」。かやぶき寄せ棟造りの「主屋(おもや)」の前にはアジサイの鉢植えとともに、シダ植物をあしらった「しのぶ風鈴」や「竹風鈴」が並ベられている。
主屋から土蔵につながる渡り廊下では、さまざまな色、形、音色の風鈴を集めた「全国47都道府県の風鈴展」も開かれ、訪れた人たちがそれぞれの音色を楽しんでいる。19日まで。
入園料200円。問い合わせは同町自治活動応援課(0465・84・0315)。