栃木県佐良土の光丸山法輪寺は、初めての「風鈴まつり」を開催している。約300個の風鈴が境内を彩り、訪れた人たちは風に揺れる風鈴の音で「涼」を感じていた。
夏場の暑い時期に合わせ「邪気を払い、良い気を取り込む」といわれる風鈴に着目し、まつりを催すこととした。
これまでに地元の子どもや参拝者らが「第1志望に合格できますように」「健康で過ごせますように」などの願い事を風鈴の短冊にしたため、奉納した。
定期的に法輪寺を訪れる那須塩原市接骨木(にわとこ)、整体師高澤初江(たかざわはつえ)さん(68)は「私もお願い事をしました。風鈴はとても涼しげで癒やされます」と話した。
まつりは9月まで。風鈴は1個500円で頒布し、希望者は願い事を書いて境内に飾ることができる。