夏の音色でお出迎え―。愛媛県宇和島市錦町のJR宇和島駅で5日、恒例の風鈴棚の飾り付けがあった。風鈴には地元小学生約30人が作った短冊が取り付けられ、風に揺れて爽やかな音を駅の構内に届けている。
帰省客や通勤客に涼しさを感じてもらおうと、同駅と鉄道愛好会「宇和島八日会」が1980年から毎年実施している。
今年は天神小5、6年生が、宇和島の魅力を詠んだ俳句を書いた短冊約100枚を用意。子どもたちは同会メンバーらと協力しながら、脚立を使ってカラフルな短冊を次々と取り付けた。8月25日まで展示する。
【写真】風鈴に短冊を飾り付ける児童