地元の駅利用者に音色で涼を感じてもらおうと、三間高校(宇和島市三間町戸雁)の生徒と三間小学校(同市三間町宮野下)の児童が8日、近くのJR伊予宮野下駅で竹風鈴を飾り付けた。
三間高が取り組む放置竹林対策の一環として2013年から実施し、14年からは三間小と合同で活動している。今年は三間高3年14人と三間小4年21人が参加した。
竹風鈴25個を用意し、再利用するものはペンキを塗り直し修繕。ベニヤ板製の短冊には、児童が四国八十八カ所霊場の札所やコスモスなど地域の自慢を色鮮やかに描いた。雨が降りしきる中、児童が生徒に手伝ってもらいながら竹ざおに風鈴を結び付け、高さ約2・5メートルの柱に固定。風が吹くと「カランコロン」と爽やかな音が響いていた。
竹風鈴は8月末ごろまで設置予定。