空き瓶をリサイクルした「河内風鈴」の出荷が、大阪府東大阪市の工房でピークを迎えており、天井からつり下げられた色とりどりの風鈴が、涼しげな音を立てている。
河内風鈴は平成12年、工房を営む菅二彌(かん・つぎひろ)さん(67)が創案。約1500個を出荷する今年は、NHK連続テレビ小説「マッサン」の影響で、ウイスキー瓶の再利用が例年より増えたという。
菅さんは「河内風鈴は音色がひとつずつ違います。違いを楽しみながら、涼感を味わってもらいたいですね」と話している。
来月1~4日には、大阪・天満が大阪ガラス発祥の地ということから、大阪天満宮(大阪市北区)で府内外の風鈴工房が出展する「大阪風鈴まつり」が開催される。問い合わせは菅さんの工房((電)072・963・5050)。