縁結びスポットとして知られる南陽市宮内の熊野大社で、風鈴の音に良縁の願いを託す恒例の祈願祭「かなで」が行われている。カラフルな風鈴約1千個が風に揺れて奏でる軽やかな音色と足元に散布しているミストが幻想的な雰囲気と「涼」を演出している。
麓からの石段を登ると、風の強弱によって変わる風鈴の音色がお出迎え。境内には赤や金色、ピンクなど計6色の風鈴が揺らいでおり、「映える」撮影スポットとしても人気を集めている。熊野大社によると、日本人は古来より、音に心を寄せて祈りをささげてきたという。「かなで」は9月末まで。