京都の清水寺で、岩手県の工芸品である「南部風鈴」が飾り付けられ、涼しげな音を響かせています。
清水寺の回廊にずらりと並んだ、およそ500個の風鈴。
毎年この時期、京都に住む岩手県の出身者たちが、岩手の工芸品「南部風鈴」を奉納し、飾り付けています。
13回目となることしは、東日本大震災の犠牲者の追悼や、新型コロナウイルスの疫病退散といった願いが込められていて、京都や岩手県釜石市の小学生が願い事を書いた短冊がつけられています。
【訪れた人は】 「いい音ですね、涼しげで。これから暑くなるんですけど、季節を乗り越えて元気でやっていただいたらと思います」
この風鈴は、8月末まで飾られます。