認知症の人と「ともに生きる拠点づくり」を進める100BLGは、同じ思いを持つ全国各地の事業所とともに「学び合いのプラットフォーム」となるネットワークをつくっています。各事業所は、それぞれの土地柄や文化に合わせたかたちで運営されています。今回は、福島県いわき市にあるBLGいわき(デイサービス福老)からの報告です。
みなさんこんにちは。
BLGいわき(デイサービス福老)の長谷川です。
朝のあいさつの後は「毎日暑いね」が合い言葉になっているほど、猛暑、酷暑です。
そんなときは、涼しい場所を探して午後の余暇を楽しんでいます。
「涼しい場所?」
「どこに行く?」
「何をしたい?」
そんな会話をしながら、1階に併設されているカフェでの有償ボランティアの仕事を13時までこなし、遅めのランチを食べながらの会話。
そんなとき、テレビから「夏詣」の話題が流れると、声を合わせたかのように「ここがいいね」(笑)!
1年のうち過ぎた半年の無事に感謝し、残り半年間の平穏を願う風習「夏詣」。
いわき市では、勿来町にある国魂(くにたま)神社の、色とりどりの風鈴やこけ玉で彩られた「風鈴参道」が有名です。
そうと決まれば出発です。
参道を覆うようにかけられた棚に、色鮮やかな風鈴約800個がつるされています。
風鈴の涼しげな音色に耳を傾けながらお参りをしてきました。
さてさて、明日はどこに行こうかな……
仲間がいるって楽しいですね。