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涼しげに揺れる3000個の風鈴 琴崎八幡宮が〝映え〟スポットに【宇部】

風鈴関連ニュース

 宇部市上宇部大小路の琴崎八幡宮(白石正典宮司)で、夏の風物詩となった「風鈴まつり」が開かれている。参道をはじめ、境内の数カ所に設けた木枠につるされた計3000個の風鈴が風に揺られ、涼やかな音色を響かせている。9月1日まで。
 
 神楽やみこ舞に使われる鈴の音には厄災を払い清める力があるとされ、神社とは深いつながりがある。夏場の参拝者に涼を感じてもらおうと、権禰宜(ごんねぎ)の藤野勝也さんと松永賢治さんが企画し、2018年から毎年実施している。
 
 最高気温が33・1度(市防災危機管理課調べ)を記録し、真夏日となった29日も参拝者が次々と訪れ、風鈴のトンネルをくぐって写真や動画を撮影していた。
 
 川上かおりさん(35)=厚南東須恵=は「インスタグラムで知り、初めて見に来た。清らかな音色ときれいな輝きが涼しげで、心が洗われるよう」と話した。
 
 同宮によると、毎年のリピーターに加えて、最近では米国や欧州からの旅行者も増えてきたという。
 
 参拝者が願い事を書いてつるす奉納用の風鈴(500円と1000円の2種類)、持ち帰り用の風鈴(1200円~1万2000円)も販売している。

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