犬山市を訪れる観光客を涼しい音色で出迎えようと、犬山商工会議所が31日、名鉄犬山駅コンコースに犬山焼の風鈴を取り付けた。9月30日まで設置する。
犬山焼は約300年の伝統を誇る犬山の特産品で、中国明時代のものを手本にした赤絵や紅葉の図柄などが特徴。風鈴はぐい飲みタイプで、市内の事業者が1個ずつ手作りし、色合いなどが微妙に異なる。
この日は、コンコースの東西の入り口に計26個を順番に取り付けた。風が通り抜けると、涼しげな音色がコンコースに響き、乗降客の耳を楽しませていた。
風鈴は化粧箱入り1個2000円(税込み)で、同駅構内の観光案内所などで販売している。