高岡市の北陸新幹線新高岡駅構内にある観光交流センター内の伝統工芸品やクラフトを展示販売する「GALLERY MONONO-FU(モノノフ)」で二十三日、夏向けの土産品として高岡銅器の風鈴九種類が店頭に並んだ。
風鈴は高岡銅器メーカー五社のオリジナル製品。昔ながらの鉄製からデザイナーがデザインした新しいタイプの風鈴、仏具メーカーが音色にこだわって製作したものまでそろっている。新幹線開業一年目の昨年は、駅の利用客に好評だったという。
出品しているのは鉄製と真ちゅう製の風鈴で、大きさは約五~十センチ。価格は税込みで千三百八十二~七千五百六十円。展示を担当する市産業企画課の久恵太輔主任(34)は「夏の高岡銅器と言えば風鈴。きれいな音がしますので、ぜひ立ち寄ってほしい」と呼び掛けている。
観光交流センターの開館時間は午前九時~午後八時、販売時間は午前十時~午後七時。