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揺れればチリーン、涼が増す 「風鈴列車」出発進行 三重県伊賀市

 車両が揺れるたびにチリーンと風鈴が鳴る「伊賀焼風鈴列車」の運行が、伊賀鉄道で2日から始まった。担当者は「少しでも清涼感を味わってもらえれば」と話している。31日まで。
“テツ”の広場
 伊賀鉄道を愛好する「友の会」と伊賀鉄道が毎年企画し6年目。車体の先頭部にマスコットキャラクター「ふくにん」が描かれた「伊賀の四季」号の1編成2両で、友の会会員らが伊賀焼の風鈴20個をつり輪の間につり下げた。すだれや朝顔の造花も飾り付け、涼しさを演出した。
 松尾芭蕉の生誕370年にちなみ、風鈴には芭蕉の句を記した絵手紙をつり下げた。市内の愛好者団体「絵手紙いろは」が描いたもので、「芭蕉野分して盥(たらい)に雨を聞く夜かな」などの句が記されている。
 「伊賀の四季」号の運行時刻は、乗車前日の午後5時ごろに上野市駅(0595・21・3231)へ問い合わせを。(駒井匠)

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