風鈴コンサートではレギュラーで使用しています。
材質は砂張。
砂張は銅に錫(すず)を合金したもので色が白く、堅くて、脆いのですが完成品は銀を軽く燻したような独特な上品な色になります。
鋳造、加工、色上げ等が非常に困難な為に技術者が少なく、極上品と言われています。
黒澤明監督の映画『赤ひげ』で主人公の出会いの場面(重要シーン)で、数十個の小田原風鈴が鳴り有名になりました。
黒澤監督は映画の舞台や小物は一流のものしか使わなかった監督として知られていますが、小田原風鈴の響きを一流と認めた証拠でしょう。
その響きはとても奥深く、余韻が長い。
風鈴演奏家お気に入りの風鈴の一つで数多くの風鈴CD楽曲にも収録されています。
小田原風鈴を購入する。
風鈴演奏家がお勧めする世界最高級の音です。