2日の福島県内は多くの所で夏日となり、いよいよ夏が近づいてきたなと感じられる1日でした。
こうしたなか、喜多方市の「木之本漆器店」では、風鈴の絵付けが最盛期を迎えています。
風鈴の涼しげな音を聞きながら、私が絵付けの体験をしてきました。
「うわあ、キレイな音が聞こえます。こちらには沢山の風鈴が並んでいます。風鈴のきれいな音が店内に響き渡っていて、とても癒されます」
風に揺られながら、優しい音を奏でる色とりどりの風鈴。喜多方市にある木之本漆器店では60種類、およそ100個の風鈴が並んでいます。
中でも一番の注目は、ことしの新作、花を卓上に添えた風鈴です。 色鮮やかな風鈴が揃うこちらのお店。特徴は…
【木之本漆器店代表 遠藤久美さん】「蒔絵風鈴といいまして、通常だと漆器につける蒔絵を使って描いているのが特徴です」
そこで今回は実際に、その絵付けを体験してみることに…
【遠藤さん】「1番大事なのは自分が書きたいように書くこと。せっかくだから自分の個性をどんどん出して失敗はないので」
絵が苦手な私ですが、遠藤さんにアドバイスをもらいながら描き進めます。
「ちなみに先生、これは何を書いているかわかりますか?」
【遠藤さん】「これは6の数字ですか?最初カメかなと思った」
「球体なので描くのが難しい。失敗しても消せないので、緊張感がすごくて手が震える」
さらに蒔絵で色をつけて仕上げます。
さあ、一体どんな風鈴ができあがったのでしょうか…
完成した風鈴がこちらです!
こちらの木之本漆器店では、風鈴1つあたり税込み1320円で絵付けの体験することができます。