厳しい暑さが続いていますが、千葉県市原市にある鉄道の駅では、夏の風物詩のあの音色が訪れた人たちに涼を届けています。
涼しげな音色を奏でているのは、小湊鉄道、月崎駅のホーム軒下に吊るされた約170個の風鈴です。
この風鈴は、市原市にあるボランティア団体「森遊会」の代表、田村孝之さんら地元の有志が、駅を訪れた人たちに少しでも涼を感じてもらおうと7年前から夏のこの時期に飾り始めたものです。
始めた当初は田村さんが自ら購入したり、知り合いから借りたりして集めた20個ほどだった風鈴も、年を重ねるごとに訪れる人たちなどから提供を受けるようになり、今では約170個もの風鈴がそれぞれ個性的な音色を響かせています。
この月崎駅の風鈴は、8月いっぱいまで飾り付けられています。