福岡市博多区の福岡空港国内線ターミナルビル1階に17日、伊万里焼の風鈴がお目見えした。佐賀県伊万里市でこの日始まった「大川内山(おおかわちやま)風鈴まつり」に合わせたもので、涼やかな音色が旅行者を和ませている。8月31日まで。
伊万里鍋島焼協同組合と日本航空(JAL)がまつりを盛り上げようと2016年に始め、今年はJALのチェックインカウンター前やラウンジなどに約80個を飾った。同社の高松紗和子さん(33)は「『いい音色ですね』と写真を撮る方も多い。蒸し蒸しした日も涼しげになります」と話した。
風鈴まつりは伊万里市大川内山地区の30の窯元が作った約1000個の風鈴が店先を飾る。伊万里鍋島焼協同組合(0955・23・7293)。