駅を利用する人に涼やかな音色を楽しんでもらおうと、愛媛県宇和島市の三間高校の生徒と三間小学校の児童が10日、両校近くのJR伊予宮野下駅に手作りの竹風鈴を飾り付けた。夏本番に先駆け、カランコロンと心地よい音を構内に響かせている。
竹風鈴は放置竹林対策として、2013年に三間高生が制作し設置を始めた。昨年からは活動に三間小が協力。今年も児童がベニヤ板の短冊に三間米やコスモス、四国八十八カ所霊場の札所などの地域自慢をカラフルに描いた。
10日は、三間高3年生9人と絵を描いた三間小4年生26人が手を取り合い、長い竹ざおに27個を結び付けた。ホームの柱に固定し、みんなで完成を喜んだ。
竹風鈴は8月末ごろまで飾られる。