大阪市北区の大阪天満宮で1日、全国各地の風鈴工房が手作りの作品を販売する「大阪風鈴まつり」が始まり、ガラスや陶器、銅製など、さまざまな風鈴が境内の風に揺れて涼しげな音色を立てている。
天満が、日本の産業ガラス発祥の地と言われることから、4日まで開催。全国16の工房から届いた風鈴は、1個2000~3500円が中心という。
同まつりの実行委員長で、東大阪市で空き瓶をリサイクルした「河内風鈴」を販売している菅二弥さん(67)は「ガラス産業の伝統を守り、風鈴の良さを伝えていきたい」と話していた。